技術情報
カメラレンズのように像面でのNAが、比較的小さい光学系の点像は円形であることはよく知られています。ところが、大きなNAを有する光学系に直線偏光を入射させると、その点像は楕円状になります。
下図のようなレンズ光学系にX軸方向の直線偏光を入射させます。解析には光を電磁波としてベクトル量を解析する VirtualLab Fusionを使用します。

像面での点像を解析すると下図の結果が得られます。

Ex、Ey成分と比較して相対的に大きな Ez 成分のために、スポット形状は扁平して、非対称な形状となります。これはEz成分を考慮しない、スカラー回折理論をベースとしたプログラムでは計算することはできません。
関連記事
-
2023.05.08
ガルバノスキャナの特長と役割 ~最先端産業・研究を支える縁の下の力持ち~
-
2021.11.05
Admesy社分光器を用いた透過測定
-
2021.05.13
Vision規格対応カメラ(IDS社製)のセットアップ方法
-
2019.10.15
反射防止膜(ARコート)付き光ファイバーの利点
-
2022.03.14
Zemax OpticStudio® のビームファイルのインポート
-
2020.07.28
カスタマイズとSDKについて
-
2023.02.10
分光放射計Neoがフィルターの品質を劇的に向上させた理由
-
2022.02.04
測定データにフィルターをかける方法(Photometrica)
- 人気記事