技術情報
カメラレンズのように像面でのNAが、比較的小さい光学系の点像は円形であることはよく知られています。ところが、大きなNAを有する光学系に直線偏光を入射させると、その点像は楕円状になります。
下図のようなレンズ光学系にX軸方向の直線偏光を入射させます。解析には光を電磁波としてベクトル量を解析する VirtualLab Fusionを使用します。

像面での点像を解析すると下図の結果が得られます。

Ex、Ey成分と比較して相対的に大きな Ez 成分のために、スポット形状は扁平して、非対称な形状となります。これはEz成分を考慮しない、スカラー回折理論をベースとしたプログラムでは計算することはできません。
関連記事
-
2022.02.04
測定データにフィルターをかける方法(Photometrica)
-
2022.06.30
エッジAI(NXTカメラ:アプリケーション例)
-
2020.09.18
Westboro社製2次元色彩輝度計の分光器オプションの使用例
-
2020.05.13
オーバーレイ表示機能を使用した測定対象物への位置合わせ
-
2023.02.10
自動車の研究開発における色計測と白色点調整
-
2021.07.05
画像認識AI(物体検出:Object Detection)を簡単に実行(IDS社製 NXTカメラ)
-
2021.04.01
Wasatch Photonics社製 光源一体・高感度・小型ラマン分光器に関する最新技術情報
-
2021.05.13
Vision規格対応カメラ(IDS社製)のセットアップ方法
- 人気記事