技術情報
カメラレンズのように像面でのNAが、比較的小さい光学系の点像は円形であることはよく知られています。ところが、大きなNAを有する光学系に直線偏光を入射させると、その点像は楕円状になります。
下図のようなレンズ光学系にX軸方向の直線偏光を入射させます。解析には光を電磁波としてベクトル量を解析する VirtualLab Fusionを使用します。

像面での点像を解析すると下図の結果が得られます。

Ex、Ey成分と比較して相対的に大きな Ez 成分のために、スポット形状は扁平して、非対称な形状となります。これはEz成分を考慮しない、スカラー回折理論をベースとしたプログラムでは計算することはできません。
関連記事
-
2021.02.22
COHERENT(旧ONDAX)社製狭帯域波長安定化レーザーに関する最新技術情報
-
2019.08.23
フラットパネルディスプレイ(FPD)の測定について
-
2023.02.10
分光放射計Neoがフィルターの品質を劇的に向上させた理由
-
2019.12.18
紫外線硬化(UVキュアリング)に関する記事について
-
2020.04.16
NorthLab社ProViewによるファイバー端面検査
-
2020.09.18
Westboro社製2次元色彩輝度計の分光器オプションの使用例
-
2021.11.05
Admesy製品のフリッカー(ちらつき)の測定
-
2025.07.01
ノンシーケンシャル物理光学解析を用いたゴースト像解析
- 人気記事