技術情報
カメラレンズのように像面でのNAが、比較的小さい光学系の点像は円形であることはよく知られています。ところが、大きなNAを有する光学系に直線偏光を入射させると、その点像は楕円状になります。
下図のようなレンズ光学系にX軸方向の直線偏光を入射させます。解析には光を電磁波としてベクトル量を解析する VirtualLab Fusionを使用します。

像面での点像を解析すると下図の結果が得られます。

Ex、Ey成分と比較して相対的に大きな Ez 成分のために、スポット形状は扁平して、非対称な形状となります。これはEz成分を考慮しない、スカラー回折理論をベースとしたプログラムでは計算することはできません。
関連記事
-
2022.03.31
画像認識AIの応用事例
-
2019.08.01
uEye Hotpixel Editorについて
-
2025.07.01
ノンシーケンシャル物理光学解析を用いたゴースト像解析
-
2023.02.10
分光放射計Neoがフィルターの品質を劇的に向上させた理由
-
2021.11.05
Admesy製品のフリッカー(ちらつき)の測定
-
2021.04.07
REVIBRO社製高速フォーカシングMEMSミラーに関する技術情報
-
2021.04.13
Ti:Sapphire結晶に替わるCr: ZnS/Seを用いたEr fiber laser励起中赤外領域フェムト秒レーザーに関する最新情報
-
2020.05.13
Westboro Photonics社製2次元輝度計を用いた測定のセットアップ方法
- 人気記事