技術情報

2026.07.31

光ファイバー

CeramOptec社のプリフォーム製造技術

CeramOptec社では下記2種類の製造方法を用いて、ファイバーの母材であるプリフォームの製造を行っています。
【POVD製法(Plasma Outside Vapor Deposition)】
【PCVD製法(Plasma Chemical Vapor Deposition)】

CeramOptec社のプリフォーム製造技術

POVD製法(Plasma Outside Vapor Deposition)

原料ガスから生成したガラス微粒子を、回転する芯材の外側に堆積させてプリフォームを形成する方法。堆積後に焼結して透明なガラスプリフォームにする。

【特徴】
・プリフォーム製造の全工程において、特殊な補助設備を要せず、他社でも広く採用されている汎用性の高い製法で対応可能。
・NAが0.22より低い場合のファイバー製造に適している場合がある。
 例:UVタイプ、WFタイプ

PCVD製法(Plasma Chemical Vapor Deposition)

石英管の内部にプラズマを発生させ、原料ガスを反応させて管の内側にガラス層を直接形成する方法。

【特徴】
・多くの補助設備や材料、管理された環境が必要。堆積プロセス開始前の準備工程には独自のノウハウが必要。
・NAが0.22より高い場合のファイバー製造に適している場合がある。
・低酸素、低温プロセスのため高品質。
・非円形コアや偏心コアなど特殊ファイバーの製造に適している。
・優れた耐ソラリゼーション性、放射線耐性がある。
 例:UVNSタイプ、WFNSタイプ

WFタイプとWFNSタイプの違い

●WFタイプ ― POVD製法(NS特性なし)
 ・波長1400nm付近での透過率に優れている。
 ・NA=0.22以下の製造に適している場合がある。
 ・ファイバーバンドルの融着加工に適している。
 ・700~2400nmの波長に対応している。

●WFNSタイプ ― PCVD製法(NS特性あり)
 ・波長700mn以下の透過率が優れている。
 ・NA=0.22以上の製造に適している場合がある。
 ・300~2400nmの波長に対応している。

CeramOptec社のプリフォーム製造技術

UVタイプとUVNSタイプの違い

●UVタイプ ― POVD製法(NS特性なし)
 ・NA=0.22以下の製造に適している場合がある。
 ・ファイバーバンドルの融着加工に適している。
 ・220~1200nmの波長に対応している。

●UVNSタイプ ― PCVD製法(NS特性あり)
 ・NA=0.22以上の製造に適している場合がある。
 ・ソラリゼーション耐性と放射線耐性に優れている。
 ・190~1200nmの波長に対応している。

 CeramOptec社のプリフォーム製造技術

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