技術情報
CeramOptec社では下記2種類の製造方法を用いて、ファイバーの母材であるプリフォームの製造を行っています。
【POVD製法(Plasma Outside Vapor Deposition)】
【PCVD製法(Plasma Chemical Vapor Deposition)】

POVD製法(Plasma Outside Vapor Deposition)
原料ガスから生成したガラス微粒子を、回転する芯材の外側に堆積させてプリフォームを形成する方法。堆積後に焼結して透明なガラスプリフォームにする。
【特徴】
・プリフォーム製造の全工程において、特殊な補助設備を要せず、他社でも広く採用されている汎用性の高い製法で対応可能。
・NAが0.22より低い場合のファイバー製造に適している場合がある。
例:UVタイプ、WFタイプ
PCVD製法(Plasma Chemical Vapor Deposition)
石英管の内部にプラズマを発生させ、原料ガスを反応させて管の内側にガラス層を直接形成する方法。
【特徴】
・多くの補助設備や材料、管理された環境が必要。堆積プロセス開始前の準備工程には独自のノウハウが必要。
・NAが0.22より高い場合のファイバー製造に適している場合がある。
・低酸素、低温プロセスのため高品質。
・非円形コアや偏心コアなど特殊ファイバーの製造に適している。
・優れた耐ソラリゼーション性、放射線耐性がある。
例:UVNSタイプ、WFNSタイプ
WFタイプとWFNSタイプの違い
●WFタイプ ― POVD製法(NS特性なし)
・波長1400nm付近での透過率に優れている。
・NA=0.22以下の製造に適している場合がある。
・ファイバーバンドルの融着加工に適している。
・700~2400nmの波長に対応している。
●WFNSタイプ ― PCVD製法(NS特性あり)
・波長700mn以下の透過率が優れている。
・NA=0.22以上の製造に適している場合がある。
・300~2400nmの波長に対応している。

UVタイプとUVNSタイプの違い
●UVタイプ ― POVD製法(NS特性なし)
・NA=0.22以下の製造に適している場合がある。
・ファイバーバンドルの融着加工に適している。
・220~1200nmの波長に対応している。
●UVNSタイプ ― PCVD製法(NS特性あり)
・NA=0.22以上の製造に適している場合がある。
・ソラリゼーション耐性と放射線耐性に優れている。
・190~1200nmの波長に対応している。

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