技術情報

2026.10.27

小型カメラ

テーマ:

IDS社製産業用カメラのレーザー核融合研究開発における活用

IDS Imaging Development Systems GmbHの産業用カメラを活用して、ドイツの核融合スタートアップ企業 Marvel Fusion GmbH は、CO₂を排出しない次世代エネルギーとして期待されるレーザー核融合の研究開発を進めています。レーザー核融合実験における高精度な位置決め・遠隔監視・装置制御を実現し、研究開発の効率向上に貢献した事例概要をご紹介します。

詳細は以下のアイ・ディー・エス社ホームページの製品活用例をご参照ください:
https://jp.ids-imaging.com/casestudies-detail/items/precisely-positioned-efficiently-experimented.html

導入目的

高真空チャンバー内で行われるレーザー核融合実験では、実験準備に長時間を要するため、効率的かつ正確な遠隔監視が必要でした。そこで最大20台のIDSカメラを使用し、実験設備の監視・制御を実現しています。

カメラの主な用途

  • レーザー光学系(ミラー)の位置調整
  • レーザー照射位置の確認
  • ターゲットへの高精度な焦点合わせ
  • 可動機構との衝突監視
  • レーザーパルスとの同期撮影
  • 実験状況のライブ映像配信 

採用された製品とその特徴

  • IDS uEye LE(UI-5241LE-MB)
  • コンパクトサイズ(45×45 mm)
  • GigEインターフェース搭載
  • 最大100mの長距離配線が可能
  • 130万画素、50fps
  • EMP(電磁パルス)対策ハウジングに組み込み可能

導入効果

  • 真空チャンバーを開けることなく実験監視が可能
  • 光学系の位置決め精度向上
  • 実験の効率化と省力化
  • 1種類のカメラで複数の用途に対応でき、運用が簡素化
  • Tango Controlsとの連携によりリアルタイム制御・画像処理を実現

ユーザー評価

Marvel Fusion社は、IDSカメラについて 「適応性と入手性が高く、研究開発にとって貴重な存在」 と評価しており、将来の大規模な核融合実験や商用核融合発電所への展開も視野に入れています。

使用モデル: UI-5241LE-MB
IDS社製産業用カメラのレーザー核融合研究開発における活用

産業用カメラ製造元:
IDS Imaging Development Systems GmbH
Dimbacher Str. 10 74182 Obersulm Germany
 
アイ・ディー・エス株式会社
〒108-0073 東京都港区三田1丁目3-33 三田ネクサスビル 3階
 

ユーザー:
Marvel Fusion GmbH
https://www.marvelfusion.com/

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