対象物のエッジに緑や赤のちらつきがある場合の改善方法|株式会社 ティー・イー・エム
TECHNICAL INFORMATION
技術情報
2019.06.27
小型カメラ
対象物のエッジに緑や赤のちらつきがある場合の改善方法
対象物のエッジに緑や赤のちらつきが発生している場合、色収差もしくは偽色という現象が起きている可能性が考えられます。
色収差は、光がレンズで屈折する際に、色によって屈折度合いが異なることで発生する現象です。色収差の場合、レンズを変更することで現象を改善することが可能です。ご希望であれば弊社で適したレンズを選定いたしますので、お問い合わせください。
偽色は、衣服の網目などの非常に細かい画像パターンを撮影する際に、多くのデジタルカメラが採用しているベイヤパターンを使用する方法によって発生することのある問題です。ピントや撮影角度を調整することで現象を軽減させることが可能です。カラーカメラ特有の問題のため、カラー画像が必須でない場合は、モノクロカメラの使用をお勧めいたします。