よくある質問
一般的に1秒以上露光することを長時間露光と言います。IDS社のuEyeカメラには長時間露光が可能なモデルがあり、中には最大120秒もの露光を行うことができるものもございます。
低照度で画像を撮影する場合、大抵、対象物がはっきり写るようゲインを上げる必要があります。しかし、ゲインを上げてしまうとノイズも大きくなり画質を下げてしまいます。

長時間露光が可能であれば、低照度でもノイズを少なくでき、高い画質で画像を撮影することができます。

天文学にはもちろん、低照度での顕微鏡検査や蛍光分析分野に特に適しております。CCDカメラの代わりにご使用いただくことでカメラのコストを抑えることも可能です。
本記事では、IDS社提供のデモプログラムuEye Cockpitを使用して、長時間露光を行う方法をご紹介します。
・uEye Cockpitのツールバーから、「プロパティ」を選択します。

・カメラのパラメータ設定ができるダイアログボックスが開きます。「カメラ」タブを選択すると以下のような表示になります。画面下の「長期(トリガーモード)」にチェックを入れ、ピクセルクロックを最小に設定します。その後、任意の露光時間を設定します。今回の例では、120秒を設定しております。

・「トリガー」タブを選択し、「モード」欄の「トリガータイムアウト」項目にて、設定した露光時間以上の数値を設定します。今回の例では130秒を設定しております。

・「プロパティ」を閉じ、ツールバーの「トリガーモードを使用して単一フレームをキャプチャ」をクリックします。長時間露光の撮影が開始され、撮影が終わると撮影した画像が表示されます。

長時間露光が可能なモデルにつきましては、是非お気軽にお問い合わせください。
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https://www.tem-inc.co.jp/news/detail-104.php
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