第34回光制御技術研究会 ~制御から光学測定まで - 薄膜, LiDAR, 顕微鏡~|株式会社 ティー・イー・エム
SEMINAR
セミナー
セミナー
測定システムセミナー
第34回光制御技術研究会 ~制御から光学測定まで - 薄膜, LiDAR, 顕微鏡~
<開催日時>
2025年5月30日(金)
午前の部: 9:30 ~ 12:00(受付開始9:00)
午後の部: 12:55 ~ 17:00(受付開始12:25)
懇親会: 17:15 ~ 19:15
※終日のご参加はもちろん、午前の部だけなど半日でのご参加も歓迎です
<開催概要>
シンテック社は、山口県に拠点を置くメーカーで、LCD業界では著名なLCの配向シミュレーションと多層膜の光学シミュレーションを行うソフトウェア(”OpticsMaster”、"LCDMaster")および偏光解析装置”OPTIPRO“の供給元です。弊社ではLCDやOLEDなどのディスプレイ部材、偏光フィルムや偏光板の位相差測定システムを取り扱っております。シンテック社の位相差測定システムは視野角測定や分光測定も可能で、他にはないオンリーワンの測定システムです。
シンテック社HP:https://shintechoptics.com/
<受講対象>
下記いずれかに該当する方
・以下のキーワードに関心がある方: 液晶(表示器、レンズ、アンテナ)、OLED、位相変調デバイス、薄膜測定、反射測定、マイクロLED、LiDAR、偏光、顕微鏡、回折デバイス(DOE)
・光学測定にお困りごとをお持ちの方
<内容>
■午前の部
9:30 ~ 9:35 開会挨拶 / シンテック株式会社 代表取締役 北村 道夫 様
9:35 ~ 10:15 「シンテックの新機能の概要および事例のご紹介」 / シンテック株式会社
液晶TVのOLED-TVに対する優位性が再認識されていますが,位相変調デバイスとしての存在感もARデバイス用のWaveguideにおいていかんなく発揮されております.AR Masterシミュレータを使った計算事例を紹介いたします.
液晶アンテナ,液晶レンズなどセルギャップが厚いデバイスではDecay応答速度が遅いことが欠点となりますが,これに対して電極構造をVA-IPSとする,あるいは二周波液晶を使うなどの解決策がとられていますが,これをシミュレータで実現する方法をご説明します.更に液晶界面に起因する焼き付き,透過率向上についてシミュレータと測定例を交え,ご説明します.
また同社のOLED計算モジュール開発,薄膜測定一般,反射測定への取り組みなどについてご説明をさせていただきます.
10:15 ~ 10:30 休 憩
10:30 ~ 11:40 「光学測定の原理」 / シンテック株式会社
光を使って非接触で材料の厚みや物性を求める方法について、応用分野が数多くあります.光伝搬理論に基づき,基本的な光学測定の原理をご説明いたします.
■午後の部
12:55 ~ 13:50 「OpticsMaster を利用した光学部品の開発および解析」 / カラーリンク・ジャパン株式会社 特別開発部特別開発グループ 平井 竜也 様
同社では位相差フィルムを用いた波長選択性λ/2板やそれらと液晶セルを組み合わせた光学部品の開発および生産をおこなってきた。最近では重合性液晶を用いた光学部品の開発にも注力しており、これらを開発する上で欠かせないOpticsMaster の実施例を示しながら説明をおこなう。
13:55 ~ 14:50 「マイクロLEDディスプレイ向け高精度マストランスファー技術」 / 株式会社 東海理化電機製作所 エレクトロニクスセンター 島 健悟 様
我々はWall構造によるセルフアライメントを用いたマイクロLEDディスプレイの高精度なマストランスファー技術を開発した。スペーサ構造の最適化により、設備精度の依存なしに、uLEDとMicro-ICの高精度実装を実現した。本技術及び応用例について解説する。
14:50 ~ 15:05 休 憩
15:05 ~ 16:00 「大気・ガス計測用ミニライダーの原理と応用」 / 千葉大学 大学院工学研究院 先進理化学専攻 准教授 椎名 達雄 様
研究を行なっている大気・ガス計測用ミニライダーを紹介する。車載されるハードターゲット用ライダーと大気用ライダーの違いと計測の原理を説明し、従来の大気用ライダーをどのようにミニライダー化するか、その方法と実際を述べる。計測事例を提示するととともに広く応用についても言及する。
16:05 ~ 17:00 「円偏光で診る新しい顕微鏡」 / 文部科学省 初等中等教育局 成島 哲也 様
自然界にはキラルな構造が多数存在し,生体内などにおいて重要な役割を果たしている。左・右の円偏光は,その空間平均的な特性の分析に用いられてきたが,その「ありのままの姿を観察する」手法は夢のものとされてきた。本講演では,高い空間分解能でその観察を実現する我々独自の手法と研究成果について紹介する。
17:00 閉会
■懇親会
17:15 ~ 19:15
<開催場所>
午前/午後の部: 御茶ノ水ソラシティ カンファレンスセンター テラスルーム
懇親会: 近隣にて開催(当日案内いたします)
<費用>
無償
<お申し込み定員>
15名
※定員に達し次第受付を終了させていただきます
<お申し込み期限>
2025年5月16日(金)
<持ち物>
・受講票(画面提示可)
・名刺(2枚: 受付用、名札用)
・筆記用具
ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
2025.05.30