Prometheusシリーズのレンズタイプ
レンズ径 | 2.1 mm | 5 mm | 10 mm | 広角10 mm | 20 mm | 27 mm |
測定最大輝度(cd/m²) | 12,000 | 12,000 | 12,000 | 4,000 | 4,000 | 2,800 |
測定対象輝度(cd/m²) | 0.003 | 0.003 | 0.003 | 0.001 | 0.001 | 0.0004 |
受光角度 | 20°(±10) | 10°(±5) | 5°(±2.5) | 10°(±5) | 5°(±2.5) | 9°(±4.5) |
測定スポット径/測定距離 | 2.1 mm/41.9 mm | 5 mm/65 mm | 10.2 mm/1 mm 14.4 mm/50 mm 18.7 mm/100 mm |
17.4 mm/50 mm 26.1 mm/100 mm |
22.1 mm/50 mm 26.7 mm/100 mm |
29 mm/25 mm 32 mm/50 mm |
主な測定対象 | キーボード等の小径の発光ポイント | 小型ディスプレイ等の発光ポイント | ディスプレイ等の面発光 | ディスプレイ等の面発光(低輝度) | ディスプレイ等の面発光(低輝度) | ディスプレイ等の面発光(低輝度) |
スペックシート | PDF |
Prometheusシリーズの広角10mm径、20mm径、27mm径は、ディスプレイ等の面発光を対象にしていますが、特に低輝度の状態を高精度に測定する上で適しています。測定スポット径が大きくなったことで、測定範囲が広がり、より多く集光できることから、低輝度時の測定精度の向上に繋がります。
2.1mm径モデルは、発光型のキーボード等の非常に小さい測定スポットを必要とする場合に適しています。
Prometheusは、測定輝度範囲の拡張ではなく、測定精度(安定性)の向上を優先して開発されました。
PrometheusとHyperionについて
高速・高精度色彩輝度計Prometheusは、Hyperionの後継モデルとしてリリースされました。Hyperionの測定精度に対して、さらに安定化を図ったモデルです。また、レンズタイプにもΦ2.1mmとΦ27mmサイズを加えて、測定対象の幅を広げました。
測定スポットが極小となるΦ2.1mmタイプでは、測定のセッティングの難易度が上がるため、LEDポインターを内蔵させることで、レンズの焦点ポイントを視認できる、内蔵ポインターモデル追加しました。
先代モデルとなるHyperionは今後も供給を続けてまいりますが、新規にご検討をされる場合には、より安定した測定結果か得られるPrometheusをお勧め致します。
※下の図は、PrometheusとHyperionの主な特徴と使用できる
レンズタイプ(据付型・ファイバー接続型)になります。