主な特徴
- 内蔵の銅線でファイバー破断検知
- すべてのCeramOptec社ファイバーに対応
- 銅線径:50um, 100um, 150um(選択可能)
- カスタム対応可能
アプリケーション例
- 光ファイバー破断時のレーザー回路遮断システム
- 工業用ハイパワーレーザー
- 医療用レーザー
- ユーザーへの有害レーザー照射保護システム
オプティクス・ファイバー(石英光ファイバー素線)
CeramOptec GmbH
ナイロン被覆内に2本の細い銅線が組み込まれており、ファイバーが破損した場合、銅線導体は破壊され、回路は遮断されます。 ファイバーとビーム源の間の境界面で誤動作が発生した場合も、接触障害が発生します。これによりファイバーの破断が検知されます。
本ファイバーは、破断が検知された際にレーザー回路が遮断される保護システムなどに応用され、医療用や工業用のハイパワーレーザーのユーザーは有害なレーザー放射から保護されます。
銅線を入れる技術は、CeramOptec社のすべての標準的なファイバー製品に対して行うことが可能です。使用波長ごとにUV~可視光用(Optran UV)、可視光~近赤外用のファイバーを(Optran WF)選択いただくことが可能で、またソラリゼーション耐性のあるUVNSSファイバーや、矩形コア、多角形コアを持つNCCファイバーにも適用可能です。カスタムサイズのファイバーも少量より対応可能です。
すべての曲げ半径と温度範囲を最適条件でクリアするために、50um、100um、および150umの銅線を使用したセーフティファイバーが用意されています。
その他のご要望に応じてカスタムサイズの銅線でも作成可能ですので、ぜひご相談ください。
CeramOptec社は、光ファイバーの製造において、30年近い経験と実績を誇るメーカーです。ファイバーの母材となるプリフォームの製造、及び素線引きまで行っているため、自社内での徹底した品質管理と柔軟なカスタム対応を実現できます。 また、光ファイバー素線での販売はもちろん、ケーブルやバンドルなどアセンブリ品のご提案も行っております。レーザーデリバリー、分光分析、精密装置等の産業用途をはじめ、バイオ・医療の分野でも幅広く使用されています。
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